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ひらめき平成24年度 家庭教育に関する調査研究報告書(生活習慣で子どもは変わる)

投稿日時: 2017/11/13 システム管理者

栃木県PTA連合会 教育課題委員会

◇子育てセミナー2012 -生活習慣で子どもは変わるー 
◇「子どもの生活習慣づくり」~早寝早起き朝ごはんの大切さ~  服部 幸應氏の講話の内容より 
◇家庭教育に関するアンケート(PTA会員) 
◇セミナー参加者を対象とした調査結果 


 あ い さ つ

栃木県PTA連合会  会長  長谷川武士

 最初に、子育てセミナーへのご参加とアンケートにご協力いただいた会員の皆様に感謝申し上げます。

 本会は、平成20年度より「子どもに基本的な生活習慣を身に付けさせ、学校教育の更なる充実のために支援する体制を確立する」を基本方針として、「子どもに社会力を身に付けさせ生きる力を育てよう」をスローガンに中長期的に立った組織の改編と各種事業の見直しを図るとともに、平成24年度までの5か年の実行計画を策定しました。

 初年の子育てセミナー2008(H20)は県内3か所で開催され、黒川伊保子氏から「生活習慣で子どもは変わる」と題して、早寝早起き朝ごはんの重要性と脳のメカニズムについて学習しました。翌年からも森野熊八氏等から栄養学や食と生活リズムの大切さについて学びました。

 5か年計画の締めくくりである24年度は、「育もう 子どもの心に 笑顔と豊かな夢を」をスローガンとし、子育てセミナー2012(H24)では、内閣府の食育推進会議委員でもある服部幸應氏から「子どもの生活習慣づくり」と題して、特に朝ごはんの大切さを学びました。

 23年度・24年度に、小・中学校でそれぞれ新学習指導要領がスタートしました。その施行が学校に課せられ、また、子どもに対して第一義的責任を有する保護者には、子どもたちの生活リズム改善が課せられたと捉え、真の教育改革のためにその責務を果たしていきましょう。

 この調査研究報告書が、子どもに基本的な生活習慣を身に付けさせることにより、映像メディアやゲームが脳に及ぼす影響、携帯電話による有害情報やメールによるいじめなど、子どもを取り巻くさまざまな問題に対して解決の糸口になれば幸いです。

私たちPTAも複合的に絡み合う教育問題の一掃につなげるために、日々学び努力しましょう。

 最後に、調査研究報告書の作成にあたり、ご尽力をいただいた教育課題委員長をはじめ委員の皆様と関係各位の皆様に衷心より感謝申し上げ、あいさつとさせていただきます。

ありがとうございました。